時にはCMの話を
2006年 03月 21日
このブログではほとんど広告関連のことを
書き込んだりすることはないのですが、
いちおう広告の仕事がメインですし、たまにはいいかなと。
最近、ちょっと気になったCMなど。
スポーツドリンク「ゲータレード」のCM、見ましたか?
→視聴
このアイデアって、スポーツ用具の会社・SSKの
「スポーツマン集合篇」ですよね(SSK/2001年度企業CM)。
→視聴
ゲータレードは有名アスリートを多数起用している点で
「お金かかってそう」という意識が先に立ちますが、
アイデアの源泉はSSKと同じでしょう。
会社に入った頃、研修の一環で
SSKの撮影現場に連れていってもらったことがあります。
野球場を借りて、たくさんのエキストラを使って、
その場のノリも大切にして撮影されていた「スポーツマン集合篇」。
それまで映像制作の世界と縁がなかった僕は、
モノが生まれようとしている現場を目の当たりにして、
かなりクラクラしました。これはおもしろい世界だ!
実際にオンエアで見た「スポーツマン集合篇」も楽しかったです。
スタンドの観客役で小さく写っている自分の姿を
目を凝らして探してみたりして。
過去も現在も、SSKのCMは名作ぞろいです。
そんなSSKに対抗するかのように登場したゲータレード。
……いや、まぁ、こういうことって、ちょくちょくあるみたいです。
あの話題のCMは、海外のあのCMやPVが元ネタだよ、とか。
確信犯の場合もあるだろうけど、
アイデアは意外にかぶりやすかったりもするようで。
あとで「あ、やっちゃった」と舌を出しているのかもしれません。
僕はやっぱりSSKのほうが好きですけどね。
最近のCMでいちばんほほーっと唸ったのは、
「代々木ゼミナール」です。
♪東大 代ゼミ 京大 代ゼミ
って、高速でラップ調に連呼するあのCM。
→視聴
ギラギラした感じでキツいですけど、確実に耳に残ります。
それと、話題にしやすい。
検索すると案の定、替え歌やパロディがわんさか出てきます。
→パロディCM
Flashなどが多少いじれたりすると、上記パロディのように
ほぼ同じものがつくれちゃいます。
それだけ代ゼミのCMは、入り込める隙を与えている。
今やネットでは、視聴者が勝手に自己の解釈を加えて
CMを増殖させてくれたりします(最たる例は「iPod」でしょうか)。
もちろんその功罪はあるにせよ、
ついつい自分なりのCMをつくってしまいたくなる衝動に
視聴者を駆り立てていくのも、CMのひとつの手法なんでしょうね。
今回の代ゼミがその手法を織り込んで企画されたかどうかは
分かりませんが、オンエア地域ごとに微妙にバージョンを
変えているあたり、意外に戦略的に考えているのかもです。
♪合格 イエーイ! 必勝 イエーイ!
あたりのタイミングは、生理的にぐっときます。
音楽でいえば……、
ケダマとして、ずっと生き残るCMソングがつくれたらいいなぁ。
アイデアにあふれた通好みのCMもいいけれど、
単純に20年も30年も同じ歌が流れてるってすごいことですよ。
いろいろ検索してると、
岡山が誇るお菓子メーカー・カバヤの歌が見つかりました。
この歌は現在使われていないはずですが、
歌を聴くだけで、子どもだった頃の情景がフラッシュバックします。
→視聴
(懐かしのcmソング大全5/「32. カバヤ マスカットキャンディー」)
ああ、やっぱり歌ってすごいんだなぁと再認識。
書き込んだりすることはないのですが、
いちおう広告の仕事がメインですし、たまにはいいかなと。
最近、ちょっと気になったCMなど。
スポーツドリンク「ゲータレード」のCM、見ましたか?
→視聴
このアイデアって、スポーツ用具の会社・SSKの
「スポーツマン集合篇」ですよね(SSK/2001年度企業CM)。
→視聴
ゲータレードは有名アスリートを多数起用している点で
「お金かかってそう」という意識が先に立ちますが、
アイデアの源泉はSSKと同じでしょう。
会社に入った頃、研修の一環で
SSKの撮影現場に連れていってもらったことがあります。
野球場を借りて、たくさんのエキストラを使って、
その場のノリも大切にして撮影されていた「スポーツマン集合篇」。
それまで映像制作の世界と縁がなかった僕は、
モノが生まれようとしている現場を目の当たりにして、
かなりクラクラしました。これはおもしろい世界だ!
実際にオンエアで見た「スポーツマン集合篇」も楽しかったです。
スタンドの観客役で小さく写っている自分の姿を
目を凝らして探してみたりして。
過去も現在も、SSKのCMは名作ぞろいです。
そんなSSKに対抗するかのように登場したゲータレード。
……いや、まぁ、こういうことって、ちょくちょくあるみたいです。
あの話題のCMは、海外のあのCMやPVが元ネタだよ、とか。
確信犯の場合もあるだろうけど、
アイデアは意外にかぶりやすかったりもするようで。
あとで「あ、やっちゃった」と舌を出しているのかもしれません。
僕はやっぱりSSKのほうが好きですけどね。
最近のCMでいちばんほほーっと唸ったのは、
「代々木ゼミナール」です。
♪東大 代ゼミ 京大 代ゼミ
って、高速でラップ調に連呼するあのCM。
→視聴
ギラギラした感じでキツいですけど、確実に耳に残ります。
それと、話題にしやすい。
検索すると案の定、替え歌やパロディがわんさか出てきます。
→パロディCM
Flashなどが多少いじれたりすると、上記パロディのように
ほぼ同じものがつくれちゃいます。
それだけ代ゼミのCMは、入り込める隙を与えている。
今やネットでは、視聴者が勝手に自己の解釈を加えて
CMを増殖させてくれたりします(最たる例は「iPod」でしょうか)。
もちろんその功罪はあるにせよ、
ついつい自分なりのCMをつくってしまいたくなる衝動に
視聴者を駆り立てていくのも、CMのひとつの手法なんでしょうね。
今回の代ゼミがその手法を織り込んで企画されたかどうかは
分かりませんが、オンエア地域ごとに微妙にバージョンを
変えているあたり、意外に戦略的に考えているのかもです。
♪合格 イエーイ! 必勝 イエーイ!
あたりのタイミングは、生理的にぐっときます。
音楽でいえば……、
ケダマとして、ずっと生き残るCMソングがつくれたらいいなぁ。
アイデアにあふれた通好みのCMもいいけれど、
単純に20年も30年も同じ歌が流れてるってすごいことですよ。
いろいろ検索してると、
岡山が誇るお菓子メーカー・カバヤの歌が見つかりました。
この歌は現在使われていないはずですが、
歌を聴くだけで、子どもだった頃の情景がフラッシュバックします。
→視聴
(懐かしのcmソング大全5/「32. カバヤ マスカットキャンディー」)
ああ、やっぱり歌ってすごいんだなぁと再認識。
by sekiden69 | 2006-03-21 04:51