この時期、CCと言えば
2006年 09月 23日
渋谷公会堂の名前が
「渋谷CCレモンホール」に変わるそうです。
いつも思うのですが、この手の命名権ビジネスには、
つねに滑稽な印象が付きまといますね。
「味の素スタジアム」然り、「福岡Yahoo!JAPANドーム」然り。
慣れたら大丈夫なのですが、
最初はやっぱり半笑いで受け止めるしかありません。
ま、それでも、
「X-GUN」改め「丁半コロコロ」の酷さと比べると、
すべての改名が輝いて見えます。
細木数子のネーミングセンス、何と申し上げていいやら……。
逆に細木数子の名前を改名してあげたいくらいです。
例えば、「細貝数の子」とか。
これは実際にタカフミがつくったキャラクターですけど。
さて、CCと言えば……。
渋谷CCレモンホールではなく、「ACC」です。
この時期、広告業界では相場が決まっています。
ACCとは、社団法人全日本シーエム放送連盟のこと。
ここが年に一回、「ACC CM FESTIVAL」を開催し、
テレビCMとラジオCMの入賞作を発表します。
(この話、以前にも書いたことありますよね?)
「TCC」とか「FCC」とか、
同じようにCC絡みの賞が業界には存在します。
中でもACCは、YAHOO!のトピックスに取り上げられる
ことからも分かるように、一般社会との接点を持つ意味で
最もメジャーな賞と言えるかもしれません。
メジャーというか何というか、
制作者だけが盛り上がるわけじゃなくて、
クライアントさんも一緒に喜んでくれる賞、という感じですね。
金曜日に発表になりました。
今年の入賞作品はコチラから。
全入賞作は、最下段の受賞作品一覧のPDFを
ダウンロード後、チェックしてみてください。
僕がプランなどで参加したCMは4本が入っていました。
いずれも地域ファイナリストですが、
選ばれるというのは、どんなことでもうれしいものです。
■ テレビCM/ケイコーポレーション 「食べるなら」篇
■ テレビCM/徳島派遣センター 「間違い」篇
■ テレビCM/公共広告機構 「裸の王様」篇
■ ラジオCM/公共広告機構 「裸の王様」篇
ジャーナリスト賞には、
福岡ソフトバンクホークスの「コーチな人々」が
選ばれていました。
すごい! おめでとうございます!
「松中選手」篇には、裸の王様を演じてくださった清水さんが
魚屋のオヤジに扮して登場されています。
清水さん、そろそろ全国区になりそうな勢いです。
演出は「NikeCosplay」も手掛けられた江口さん!
この世界観、テイスト、たまらなく好きです。
この一年で個人的にいちばん好きなCMは、
「倍返し。」から始まった福岡ソフトバンクホークスの
一連のシリーズだったのですが、
実際のACCグランプリに輝いた「ライフカード」も
納得の受賞ではあります。
ちくしょう。みんなおもしろいCMをつくってるなぁ。
ところでみなさん、CMはお好きですか?
by sekiden69 | 2006-09-23 03:53 | ・石田的トピックス