近ごろ香川県の庵治町では、
愛を叫ぶ若者たちが大量発生している模様です。

ロケ地って、いいなぁ。

サクとアキが語り合っていたあの防波堤のシーン、
映画にハマった人なら訪れてみたくなりますよね。
映画も観ていないし、原作も読んでいないこの僕も、
予告編やスチールで知ったあのロケ地には興味津々でした。

「世界の中心でＯＨ！と叫ぶ」

ずいぶんベタな企画ですが、
放送エリアの香川だからアリだろうと。
よし、何かに使えるな、と思ったりしていました。

けれど、それはあの世界への冒涜だ。
——と気付き、商業主義に毒された妄想を打ち消しました。

そうした背景から、以下のポスターも没にしました。

書店などに貼ってもらう「ＯＨ！くんのかくれが」販促用のポスターです。
左の２つはごく普通です。印刷して納品しました。
（昨日の書き込みで冒頭に掲出した画像も、ヨコ型のポスターとして納品）

気になるのは、右の１点。

「鳴きながら一気に読みました。（瀬戸内海のカモメ）」

他愛もないコピーが入っていますが、
やっぱりちょっと、やめておいた方がいいですよね。
「泣きながら」の人に失礼です。
机の横に貼って、個人的に愛でるだけにとどめています。

あ、ロケ地の話で思い出しました。
ウチの実家は広島県福山市で、岡山県に隣接しています。
そのおかげで、ずいぶん昔の話ですが、ロケ地に選ばれたことがあります。

「広島 VS 岡山　つなひき合戦」

テレビの特番のワンコーナーで、
漫才ブームが下火になりかけた頃のＢ＆Ｂがレポーターで来ていました。
広島出身の洋七と、岡山出身の洋八が即席でチームを組み、
「どちらの県が強いか」を賭けて、橋の上でつなひきをする。
この収録が、家のすぐそばを流れる芦田川で行われたのです。
いつも犬の散歩をしている場所で、
大好きなＢ＆Ｂがテレビのロケをしている……。
がんばれ、洋七。
負けるな、洋八。
本当にドキドキしました。

ケダマとはまったく関係のない思い出話です。