やりました。届きました。「はじまりの坂道」レビュー。

最初のメールが到着したのは、「2004 9/12(日) 03:44」というヘビーな時間。
なんと差出人は、関係者中の関係者、森川さんからでした。

「長いので適当に編集を」とのことでしたが、編集しません。
森川さんからのメッセージと受けとめて、全文を掲載させていただきます。


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●森川アキコ （ケダマ・歌担当）

「はじまりの坂道」、最初に曲を聞いた時には「なんて分かりやすいポップスなの！」と
思ったのですが、いざ歌ってみるととっても難しいんです。転調がそこらじゅうに散りばめられ、
歌のレンジ（一番低い音と一番高い音の差）がすごく広い。私は日ごろ、難しいことを
平易に他人に伝えられる人は本当にすごい人だ、と思っているので、ツキダ・マジックを
目の当たりにし、すごいぞ！と思ったのでした。

歌録り直前、いや、最中ギリギリまで悩みまくっていた歌詞担当の後藤さん。
「坂の途中、、、」の一節が本当に効いています。「自転車は」の部分の符割りを
何度も間違えまくった私への温かいご指導も忘れられません。

そしてPV担当、石田さん。PVは、ベストヒットUSA以来10数年来見続けてきた世界のどの
トップアーチストのビデオクリップにも負けない傑作だと思います。おじいちゃんの出す格言の
右下に「おじいちゃん」というハンコがおしてあるのを、私は見逃しませんでした。

そして、私。3人の汗と涙の結晶にただのっかって気楽に歌っただけでした。
でもその気楽さが、結果的に、暑苦しくない、押し付けがましくない感じに仕上がった
原因なのかも、とも思います。メッセージの伝え方はいろいろあるけど、この曲に
合った温度だったのかもしれません。ただ、歌担当としては、技術的に課題もあるのですが。。。

うーん。これがレビューなのか？？ま、ケダマの一員として、「はじまりの坂道」を振り返ると
こんな感じです。もっともっといろんな人に届いたらいいなあと願ってやまない今日このごろです。

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ちょっとこそばゆい感じです……。初めてそんな意見をいただきました。
おじいちゃんの落款に気づかれたのも、森川さんが初めてかもしれません。

「ただ、歌担当としては、技術的に課題もあるのですが。。。」
ココ、気になるところですが、深追いはしないことにしておきます。

さて、今回がレビューの１回目。
みなさんもぜひ応募してください。どうぞお気軽に。