仕事は遅々として進んでいませんが、
たまには息抜きが必要ということで、
落語を見に行ったり、昼寝をしたり……。
僕の昼寝は平気で４時間くらい経過してしまうので、
気をつけないとそれだけで一日が終わってしまいます。
あ、もう今日も終わりだ。

夕飯を食べて、テレビを見ていました。
「芸能界アニメ通が集結！ 徹底調査
　好きなアニメランキング 100」
現実逃避するには、ちょうどいい番組です。
昔を懐かしんでムダな涙が流せます。

この手のアニメランキングは
だいたい出てくるアニメが固定化されていますよね。
「フランダースの犬」と「ハクション大魔王」の
最終回は必ず出てきます。
「もういいでしょ」と突っ込むのは容易いのですが、
お約束に近いフォーマットなので、
僕ら視聴者にはどうしようもありません。
最終回を取り上げるなら、「ろぼっ子ビートン」があるでしょ！
ガキおやじの赤いヘルメットの秘密、あの衝撃を
今の子どもたちにも伝えたい！
と僕がいくら切望しても、ランキング番組に
「ろぼっ子ビートン」が入ることはありませんし、
そもそもシリーズをずっと見ていないと、
ヘルメットの秘密が判明したところで衝撃はないわけですが。

「北斗の拳」のクイズはよかったな。
あの独特の「断末魔の叫び」を当てるクイズ。
当時流行していたギャグを使った断末魔の叫びとは……？
スタジオ回答者の誰かと同じく、
僕も「パーでんねん」かと予想していましたが、
答えは「アダモステ〜」でした。
さらに詳しく断末魔をチェックしたい方は、
このサイトがおすすめです（原作がベースですけど）。

今回のタイトルに使った「Our View」。

分かりますよね？
もちろん「あわびゅ」の当て字です。
「ひでぶ」よりは知名度がないかもしれませんが、
「たわば」くらいは知られているだろう断末魔の叫びです。

僕が大学時代に参加していたサークルで
つくっていたのが、「Our View」という同人誌でした。
語源が「あわびゅ」ということからも分かるように、
明るいキャンパスライフとは無縁の同人誌です。
小説とか漫画とか評論とか持ち寄って、
バラバラになった肉塊を集めるように
強引に一冊にしていました。
「澁澤龍彦」と「地球防衛少女イコちゃん」が同列に
熱く語られたりするサークル、と言えば、
雰囲気は分かっていただけるでしょう。
要するに、女っ気ゼロ。

あー、みんな今、どうしてるかなぁ。
mixiでサークルのコミュニティつくったら、
昔の先輩や友人が検索してきて会えたりするかなぁ。

んで、学内ではキャンパスマガジンをつくっている
サークルもありまして、そこはまぁその雑誌の性質上、
少し華やかなわけです。女の子の部員もいます。
「あっちは明るくていいなぁ」
などとボヤきながら、横目でチラチラ眺めていました。

雑誌の名前は忘れてしまいましたが、
強く覚えているのは、その誌面にカットや
漫画を描いていた人のことですね。
後年、本屋でその人の漫画を見つけたときは、
やっぱりプロになったか、と納得すると同時に、
ちょっと寂しい気にもなりました。
それは僕が好きな種類の漫画ではなかったから。

内藤泰弘さんという漫画家です。
彼が素人時代、同人誌として出した漫画がすごくよくて。
「僕らの頭上に彼の場所」っていう漫画だったんですけど、
ご存知の方はいないですかね？

オタク話に現実逃避してみたくなる連休の終わり。
これから仕事に没頭します！
と、形だけ宣言してみます！