一夜限りの復活ライブ
2007年 04月 07日
3月24日、土曜日。
そぼ降る雨の中、
タクシーは夜の京都を駆け抜けます。
ああヤバいヤバい遅れたかなぁ
小一時間ほど昼寝しようとコタツで横になったら
思いっきり3時間も熟睡しちゃったからなぁ……
なんて反省しきりの車内でしたが、
ライトアップされた二条城が視界に入ってくると
ほっとひと安心しました。
もうすぐ着く。
もうすぐあの音に出会える。
その日、京都の老舗ライブハウス「拾得」は
しあわせな空気に包まれていました。
なにしろ、しあわせな二人のための
パーティー会場として貸し切りでしたから。
そして、幸福感をさらに盛り上げるために、
あるバンドが一夜限りの復活を果たしたのですから。
レイモンズ。
当ブログをご覧になられている方には
説明不要かもしれません。
ケダマのメロディメーカー、ツキダさんが
在籍されていたバンドです。
レイモンズで活動されていた頃に、
パーティーの主役の方とつながりがあったらしく、
今回はパーティー(というかライブ)を彩る出演者として
「復活希望!」のお声がかかったとか。
拾得に慌てて駆け込んだら、まだ大丈夫でした。
というのも、レイモンズは3番手。
ラストを締めくくるトリとしての登場です。
会場の一角で、僕を手招きする人がいます。
ケダマの後藤くんです。
僕はツキダさんのご好意で
「観覧者」としての参加でしたが、
後藤くんは「観覧者」であり「出演者」でもあります。
そうなんです。
ドラマーとしての後藤くんなんです。
しかも、レイモンズのドラマーとして。
後期レイモンズのサポートドラマーを務めていたのが
後藤くんで、今回はその時の編成で演奏されます。
ギター&ボーカルのツキダさん、
同じくギター&ボーカルの中村さん、
ベースの甲斐さん、
ドラムの後藤くん。
後藤くん以外のメンバーは見当たりません。
次の出番の準備をしているのでしょうか。
酒とか飲んでていいの後藤くん?
と思っていたら、ほどなくして後藤くんも姿を消して……。
レイモンズがステージに登場しました。

中村さんの歌声が!
ツキダさんのギターが!
甲斐さんのベースが!
CDでしか聴いたことがないレイモンズの音が
今この空間に鳴り響いています。

「あ、後藤くんってドラマーだったんだ」
という事実を再認識させられる瞬間。
ツキダさんにしても、
僕が知っているケダマのツキダさんとは別の顔で
ギターを鳴らし、歌をうたっています。
なんなんだ、この魔力。
「いや〜、5年ぶり……以上ですか」
ツキダさんはMCで照れながら言われていました。
5年間のブランクを経て奏でられたレイモンズの音。
技術的なことは門外漢ゆえ分かりませんが、
僕の心にはじゅうぶんに染み渡りましたよ。
ラストの「青い鳥」、一緒に口ずさみました。
いい曲書くなぁ、ツキダさん。
やるなぁ、レイモンズ。
レイモンズの演奏が終わったあと、
みなさんと歓談タイム。
「一夜限りとは言わずに、またぜひ!」
と申し上げておきました。
そこのところ、どうなんでしょうか、ツキダさん。
それと、前からちょっと気になっていたことを
確認してみました。
「あの〜、ケダマの○○○という曲は、
レイモンズの未発表曲の歌詞を変えて
つくったものなんですけど、大丈夫でしたか?」
「ああ、アレですね。大丈夫ですよ!」
と中村さん。
もともとツキダさんに許可を得て変更した曲ですが、
こうして直接メンバーの人にもお伝えできたことで
気分が晴れやかになりました。
ありがとう、レイモンズ。
ホントに気持ちのいい人たちです。

ライブ終了後、後藤くんがポツリとつぶやいた
ひとことも印象的でした。
「石田さんが拾得にいるのが不思議なんですよねー」
拾得というライブハウスは、
京都でバンド活動をしていた後藤くんの
主な活動拠点のひとつだったそうです。
青春時代の汗と涙が染み付いた場所。
そこに僕が介入しているわけですから、
不思議といえば不思議ですよね。
拾得、いい雰囲気でした。
ケダマのみんなで誓ったのですが、
いつかここでケダマのライブをしてみたいです。
森川さんの歌声を響かせたいです。
ケダマのテーマのひとつに、
「京都」というキーワードが関係してくる予感がします。
本気でそう思った一夜でもありました。
<オマケ>

会場入口にはOH!くんのディスプレイが!
末永く、OH!しあわせに!
そぼ降る雨の中、
タクシーは夜の京都を駆け抜けます。
ああヤバいヤバい遅れたかなぁ
小一時間ほど昼寝しようとコタツで横になったら
思いっきり3時間も熟睡しちゃったからなぁ……
なんて反省しきりの車内でしたが、
ライトアップされた二条城が視界に入ってくると
ほっとひと安心しました。
もうすぐ着く。
もうすぐあの音に出会える。
その日、京都の老舗ライブハウス「拾得」は
しあわせな空気に包まれていました。
なにしろ、しあわせな二人のための
パーティー会場として貸し切りでしたから。
そして、幸福感をさらに盛り上げるために、
あるバンドが一夜限りの復活を果たしたのですから。
レイモンズ。
当ブログをご覧になられている方には
説明不要かもしれません。
ケダマのメロディメーカー、ツキダさんが
在籍されていたバンドです。
レイモンズで活動されていた頃に、
パーティーの主役の方とつながりがあったらしく、
今回はパーティー(というかライブ)を彩る出演者として
「復活希望!」のお声がかかったとか。
拾得に慌てて駆け込んだら、まだ大丈夫でした。
というのも、レイモンズは3番手。
ラストを締めくくるトリとしての登場です。
会場の一角で、僕を手招きする人がいます。
ケダマの後藤くんです。
僕はツキダさんのご好意で
「観覧者」としての参加でしたが、
後藤くんは「観覧者」であり「出演者」でもあります。
そうなんです。
ドラマーとしての後藤くんなんです。
しかも、レイモンズのドラマーとして。
後期レイモンズのサポートドラマーを務めていたのが
後藤くんで、今回はその時の編成で演奏されます。
ギター&ボーカルのツキダさん、
同じくギター&ボーカルの中村さん、
ベースの甲斐さん、
ドラムの後藤くん。
後藤くん以外のメンバーは見当たりません。
次の出番の準備をしているのでしょうか。
酒とか飲んでていいの後藤くん?
と思っていたら、ほどなくして後藤くんも姿を消して……。
レイモンズがステージに登場しました。

中村さんの歌声が!
ツキダさんのギターが!
甲斐さんのベースが!
CDでしか聴いたことがないレイモンズの音が
今この空間に鳴り響いています。

「あ、後藤くんってドラマーだったんだ」
という事実を再認識させられる瞬間。
ツキダさんにしても、
僕が知っているケダマのツキダさんとは別の顔で
ギターを鳴らし、歌をうたっています。
なんなんだ、この魔力。
「いや〜、5年ぶり……以上ですか」
ツキダさんはMCで照れながら言われていました。
5年間のブランクを経て奏でられたレイモンズの音。
技術的なことは門外漢ゆえ分かりませんが、
僕の心にはじゅうぶんに染み渡りましたよ。
ラストの「青い鳥」、一緒に口ずさみました。
いい曲書くなぁ、ツキダさん。
やるなぁ、レイモンズ。
レイモンズの演奏が終わったあと、
みなさんと歓談タイム。
「一夜限りとは言わずに、またぜひ!」
と申し上げておきました。
そこのところ、どうなんでしょうか、ツキダさん。
それと、前からちょっと気になっていたことを
確認してみました。
「あの〜、ケダマの○○○という曲は、
レイモンズの未発表曲の歌詞を変えて
つくったものなんですけど、大丈夫でしたか?」
「ああ、アレですね。大丈夫ですよ!」
と中村さん。
もともとツキダさんに許可を得て変更した曲ですが、
こうして直接メンバーの人にもお伝えできたことで
気分が晴れやかになりました。
ありがとう、レイモンズ。
ホントに気持ちのいい人たちです。

ライブ終了後、後藤くんがポツリとつぶやいた
ひとことも印象的でした。
「石田さんが拾得にいるのが不思議なんですよねー」
拾得というライブハウスは、
京都でバンド活動をしていた後藤くんの
主な活動拠点のひとつだったそうです。
青春時代の汗と涙が染み付いた場所。
そこに僕が介入しているわけですから、
不思議といえば不思議ですよね。
拾得、いい雰囲気でした。
ケダマのみんなで誓ったのですが、
いつかここでケダマのライブをしてみたいです。
森川さんの歌声を響かせたいです。
ケダマのテーマのひとつに、
「京都」というキーワードが関係してくる予感がします。
本気でそう思った一夜でもありました。
<オマケ>

会場入口にはOH!くんのディスプレイが!
末永く、OH!しあわせに!
by sekiden69 | 2007-04-07 03:40 | ・ケダマ的トピックス