えほんのこと
2007年 05月 18日
嵐山光三郎、安西水丸 「ピッキーとポッキー」
林明子 「こんとあき」
OHKさんの仕事で
はじめて絵本をつくることになったとき、
わー楽しそう、と思ったと同時に、
ハタと困ってしまいました。
なぜなら、僕はあまりにも絵本のことを
知らないから。
そこで慌てて本屋さんを急襲し、
参考図書として購入したのが上記の2冊でした。
選んだ理由。
「ピッキーとポッキー」
学生時代によく読んでいた嵐山光三郎が
絵本を書いていたので(古い作品でしたが)。
「こんとあき」
林明子は魔女宅(原作)の挿絵を描いた人として
知っていて、絵本もすごく可愛い感じだったので。
パラパラとめくって驚愕。
絵本の「事実」を思い知らされました。
「あ、ぜんぶ仮名(かな)で書いてある……」
巷では当たり前のことなんでしょう。
子どもでも読みやすいように、
お話はひらがなとカタカナで構成されている。
仮名が続いても文意が理解できるように、
適度な文節で区切って
文字と文字の間に空きがつくってある。
そんな あたりまえのことも しらない
えほんの ドしろうとの ボクが
えほん なんて かいていいのかな?
ママに おこられたり しないかな?
僕の絵本歴は、小学校低学年の頃の
「かこさとし」でストップしています。
大人になってからは、
「100万回生きたねこ」などの話題作を
立ち読みしたことがある程度。
妻へのプレゼントとして手づくり絵本を
仕上げたことはありましたけど、
販売を前提とするなら、
それなりの「書き方」ってものがあったんだと
知りました。
で、実際につくったのが「OH!くんのまわし」。
あらためて読むと不思議なお話ですね。
不思議すぎるというか唐突すぎるというか……。
いったいコレはどんな世界観なんだろう。
作者は大丈夫か、と心配してしまいます。
今回なぜ絵本について滔々と語り出したかといえば、
この4月から絵本の教室に通っているからです。
京都にある「えほん教室」。
たぶん、絵本の制作を学ぶ教室(塾)としては
老舗なんじゃないでしょうか。
僕の代で、もう26期生になりますから。
通うことになった理由は、
「モチベーションの向上」と「趣味の確立」です。
ブログを読んでくださっていた方は、
去年の10/15に書いたこのエントリーを
覚えているでしょうか。
あれから半年以上が経過しようとしているのに、
重すぎる腰は上がらず、
腰痛として悪化の一途をたどっています。
これではイカンと。
狼少年のまま、無趣味のままで
人生を終えてしまうのは寂しいじゃないかと。
だから、あとちょっと、
あとちょっとだけお待ちください。
「僕の趣味は絵本づくりです。
あ、これ、趣味でつくった絵本です。
100円でいいんで、買ってください」
と胸をはって言えるような趣味人を目指します。
教室はまだ3回ほど。
これまでに高畠純先生、黒井健先生、
飯野和好先生の講義がありました。
知らない世界のことですから楽しいですよ。
そもそもですね、
講義に通っていること自体が新鮮なんです。
学校以外の「座学」って、
高校1〜2年の頃に通っていた数学の塾以来。
あれから20年ですからね。
先生を前にして
みんなで学んでいることのドキドキ感ったら、
ああ、なんというか、
これこそ絵本の世界のようです。
明日の土曜日は、荒井良二先生の講義です。
なんでも今日放送の「たけしの誰でもピカソ」に
ご出演されていたとか。
残念ながら京都では映らなかったのですが……。
いつもは敬称略のブログですが、
やはり学びの場に参加させていただいている手前、
「先生」と呼びたくなってしまいます。
しかしその先生たちの著作をあまり知らないのは、
いかがなものかと思う今日この頃。
絵本をつくるだけでなく、
絵本を読む方も趣味のひとつに加えないと。
林明子 「こんとあき」
OHKさんの仕事で
はじめて絵本をつくることになったとき、
わー楽しそう、と思ったと同時に、
ハタと困ってしまいました。
なぜなら、僕はあまりにも絵本のことを
知らないから。
そこで慌てて本屋さんを急襲し、
参考図書として購入したのが上記の2冊でした。
選んだ理由。
「ピッキーとポッキー」
学生時代によく読んでいた嵐山光三郎が
絵本を書いていたので(古い作品でしたが)。
「こんとあき」
林明子は魔女宅(原作)の挿絵を描いた人として
知っていて、絵本もすごく可愛い感じだったので。
パラパラとめくって驚愕。
絵本の「事実」を思い知らされました。
「あ、ぜんぶ仮名(かな)で書いてある……」
巷では当たり前のことなんでしょう。
子どもでも読みやすいように、
お話はひらがなとカタカナで構成されている。
仮名が続いても文意が理解できるように、
適度な文節で区切って
文字と文字の間に空きがつくってある。
そんな あたりまえのことも しらない
えほんの ドしろうとの ボクが
えほん なんて かいていいのかな?
ママに おこられたり しないかな?
僕の絵本歴は、小学校低学年の頃の
「かこさとし」でストップしています。
大人になってからは、
「100万回生きたねこ」などの話題作を
立ち読みしたことがある程度。
妻へのプレゼントとして手づくり絵本を
仕上げたことはありましたけど、
販売を前提とするなら、
それなりの「書き方」ってものがあったんだと
知りました。
で、実際につくったのが「OH!くんのまわし」。
あらためて読むと不思議なお話ですね。
不思議すぎるというか唐突すぎるというか……。
いったいコレはどんな世界観なんだろう。
作者は大丈夫か、と心配してしまいます。
今回なぜ絵本について滔々と語り出したかといえば、
この4月から絵本の教室に通っているからです。
京都にある「えほん教室」。
たぶん、絵本の制作を学ぶ教室(塾)としては
老舗なんじゃないでしょうか。
僕の代で、もう26期生になりますから。
通うことになった理由は、
「モチベーションの向上」と「趣味の確立」です。
ブログを読んでくださっていた方は、
去年の10/15に書いたこのエントリーを
覚えているでしょうか。
あれから半年以上が経過しようとしているのに、
重すぎる腰は上がらず、
腰痛として悪化の一途をたどっています。
これではイカンと。
狼少年のまま、無趣味のままで
人生を終えてしまうのは寂しいじゃないかと。
だから、あとちょっと、
あとちょっとだけお待ちください。
「僕の趣味は絵本づくりです。
あ、これ、趣味でつくった絵本です。
100円でいいんで、買ってください」
と胸をはって言えるような趣味人を目指します。
教室はまだ3回ほど。
これまでに高畠純先生、黒井健先生、
飯野和好先生の講義がありました。
知らない世界のことですから楽しいですよ。
そもそもですね、
講義に通っていること自体が新鮮なんです。
学校以外の「座学」って、
高校1〜2年の頃に通っていた数学の塾以来。
あれから20年ですからね。
先生を前にして
みんなで学んでいることのドキドキ感ったら、
ああ、なんというか、
これこそ絵本の世界のようです。
明日の土曜日は、荒井良二先生の講義です。
なんでも今日放送の「たけしの誰でもピカソ」に
ご出演されていたとか。
残念ながら京都では映らなかったのですが……。
いつもは敬称略のブログですが、
やはり学びの場に参加させていただいている手前、
「先生」と呼びたくなってしまいます。
しかしその先生たちの著作をあまり知らないのは、
いかがなものかと思う今日この頃。
絵本をつくるだけでなく、
絵本を読む方も趣味のひとつに加えないと。
by sekiden69 | 2007-05-18 23:36 | ・石田的トピックス