先週末で年末進行の仕事も一段落、
と思いきや、
あいかわらず今週もこんな夜更け。

由々しき事態です。

さて、趣味で通っている京都の「えほん教室」も
いよいよ大詰めとなってまいりました。
詳細を書くことはできませんが、
卒業制作で絵本をつくらないといけないのですね。

ええ、もちろん手つかずですよ。

構成はずっと前に完成しているので、
あとは清書に入ればいいのですが、
なかなかどうして、筆を持つまでに至りません……。
この調子だと、来年になってからかなぁ。

土曜日は、
えほん教室の講師でもある黒井健先生の
展覧会を見に行きました。
京都伊勢丹で12/26まで開催されています。
詳しくは→コチラ。

たくさんの原画が展示してありました。
こ、これが原画なのかっ……！
あまりの美麗さに驚愕です。

昔、トーベ・ヤンソンの原画展を見たことがあります。
原画が切り貼りしてつなげてあったり、
修正した跡が分かったりで、
ああ原画っぽいなぁと興奮したおぼえがあります。

黒井先生の原画は、また別の意味で驚きました。
一点の曇りもありません。澄み切っています。
「手ぶくろを買いに」の表紙をじっと眺めていると、
母キツネと子キツネのあいだに流れるやさしさに、
涙がこぼれそうになります。

端正な絵が好きです。
自分では描けませんけれど……。