コピーの本
2008年 11月 09日
せっかくだから、
趣味の本を買うよりも、仕事の本に還元しよう。
広告関係の書籍などほとんど買うことがない僕が
何を選び、読むべきか。
そうか、僕は「コピーライター」って名乗ってたっけ。
自分の立場を思い出しました。
そこで選んだのがこの本です。
「広告コピーってこう書くんだ!読本」
定価、1,890円。
残金は110円。
もらった図書カードは2,000円分でしたので、
これは絶妙なチョイスです。
スラスラと読めました。
それほど驚きはありませんでした。
なぜなら本屋さんで一度
立ち読みしていたから……。
驚きよりも、あらためて納得したという感じ。
となりでお茶を飲んでいた妻に、
「これ読んでみ。分かりやすいけぇ」
と勧めてみました。
コピーライターというワケの分からない仕事を
身内の人に知ってもらうためには最適の書籍です。
著者は、新潮文庫の「Yonda?」や
資生堂の「日本の女性は、美しい。」など、
誰もが知っているコピーを手がけた人。
でも、岡山のみなさんには
「ガス・パッ・チョ!」と言っても分からないですよね。
これは東京ガスのコピーで、
岡山では流れていません。
心に響く珠玉のコピーではなく、
まずは覚えてもらうことを念頭においたコピー。
そういう意味では、
僕がちょっと関わっているガスの仕事も
同じ方向性かなと思います。
「ぼっ! ぼっ! ぼっ! ぼっ! ぼっけえガス!」
by sekiden69 | 2008-11-09 23:50