ケダマだらけ

いきなり冬に突入しましたね。
なのにこのオレンジの笑っている人、
まだまだ居座る気でいます。

100円ショップで買ったハロウィンの飾りです。
今年はこの「和紙ランプシェード型ジャックランタン」を
いろんなところで見かけました。
年末に発表される
2014年ヒット商品番付〈100円ショップ部門〉で
関脇くらいにはランクインしているはずです。

これ、よくできてるんですよ。
大きさも風合いもいい感じ。

ただ、ランプシェードではないんです。
だって注意書きには
「ランプシェードとして使わないでください」
と書いてありました。
まぁ引火しちゃったら責任問題なので
そう書いてあるだけかもしれませんけれど。

ランプシェードとして、
天井からたくさんのジャックランタンが
吊るされているお店にも遭遇しました。
中華のお店だから、めでたい提灯っぽい雰囲気で。

ウチは注意書きを守ってますよ。
ジャックランタンを支えているポールは、
部屋干しの強い味方「ホスクリーン」です。
今は物干竿を取り外している時期で、
一方のポールにジャックランタン、
もう一方にモミジのフェイクを吊るしています。

どちらも100円ショップで子どもが選んだもの。
ハロウィンなんて……と思っていましたが、
子どもが素直に受け入れているのを見ると、
まぁこういうのもアリか、と納得してしまいます。

同じようなケースとしては、
「子どもが楽しんでいるなら
ドラえもんの新しい声優陣もアリ」という心理ですね。
僕はもう完全に水田わさびを受け入れています。

クリスマスの飾りはこれからです。
100円ショップで子どもが選んだ
「フェルトでつくる雪だるま」を完成させないと。
（けっこう難しくて中断してます……）

ついに大作が完成した。
おとついから書きはじめ、
総ページ数は20ページにも及ぶ。

「オバケのＱ太郎のＱちゃんブック」

付録として、「なりきりＱちゃんセット」も。

６歳の巨匠の誕生である。
（親バカですみません）

高松から帰った夜、
テーブルに置いてあった完成品に目を奪われた。
「出来たんだって！」と妻。

なりきりＱちゃんセットはお面の他に、
Ｑちゃんの手と足も付属している。
立体的に成形された手と足のパーツに、
自分の手と足を入れて動かす仕組み。
どこで覚えたんだろう、こんな工作。

妻が付け加える。
「これでお父さんと遊びたいって言ってたよ」

くたびれた体に電気が走る。
そう言われたら、遊ばないわけにはいかない。
髪の毛を三本だけ残してＱちゃんになりきってやる。

時は2014年。
ここまで「オバケのＱ太郎」に入れ込んでいる
小学一年生がいるだろうか。

ドロンパの妹はペロンパである。
そんな知識、知らなかった。
オバケのＱ太郎のキャラクター紹介やコネタ、
オリジナルゲームや四コマ漫画などが
20ページの中に凝縮されている。
本の構成として「目次」も忘れていない。

図書館でオバＱの漫画を借りて読んでいるのだ。
ニコニコ笑って何度も読み返している。

僕が子どもの頃でさえ、
オバＱは「古い漫画」という認識だった。
でも、古いだけじゃないんだなぁ。
ポケモンや妖怪ウォッチが好きな子どもにも、
半世紀前の漫画が確実に効いている。

藤子先生、あなたは偉大だ。

僕が代表を務めている会社、
石田図工室はただいま社員募集中である。
応募条件は、名字が「石田」であること。
そして、身内であること。

６歳のウチの子を即戦力として採用したい。
（親バカですみません）

コピーが話題になることはめずらしい。
でも、話題になったら一気に広がっていくのが
SNSの時代性ですよね。
と、訳知り顔で評論家ぶってみたくなる
格好の事例が登場しました。

こちら。


東京国際映画祭のとあるコピーがひどい - NAVER まとめ

東京国際映画祭の広告コピーが物議
映画人から不満続々「最低だ」「恥ずかしい」

かなり激烈に批判されていますね。
まぁ、ネット界隈の話なので
これが世の中のすべてではありませんが、
ひとつのコピーがこれだけネガティブの渦を巻き起こすのは
めずらしいかもしれません。

影響力はあります。
無視されるよりいい、という考え方もあります。
広告の制作陣が「狙ってやったこと」なら、
ちょっとリッチな創作居酒屋で
週末に楽しいカンパイが待っているのでしょう。

でも、こういう状況を狙っていたわけではなく、
いいと思ってつくったら叩かれた、叩かれちゃった……
という構図のような気がします。なんとなく。
なので、週末の打ち上げは開催されず、
この状況をどうするか、
逆手に取って第二の罠を仕掛けようかなどと
考えている頃かもしれません。

僕はこのコピーに国威発揚っぽいものは
あんまり感じなかった派で、
ただ「好きじゃないな。むしろ積極的に嫌い」と思う派。

同じコピーを使った新聞広告には
黒澤明のビジュアルがドーンと使われています。


黒澤明の写真は大きいけれど、
コピーは左下の隅っこに控え目に置かれています。

黒澤明が生きてたら、このコピーと一緒に起用されたことを
激怒するだろうという指摘はまったくその通りで、
おそらく担当のクリエーティブディレクターを降板させて、
代わりに仲代達矢を連れてくるはずです。

で、これがマンガをテーマとした「東京国際漫画祭」だったら
どんな切り口になるのかなぁと考えてみました。

映画の黒澤明に匹敵する漫画界の巨匠、というか、
個人的には凌駕していると思っている手塚治虫を起用し、
同じようなフォーマットで広告をつくってみます。

こちら。


「漫画の神様」というフレーズは便利です。
やっぱり手塚治虫は、現代漫画の始祖だと思うので。
他にもいろいろいらっしゃいますけど、
誰もが認めざるをえない怪物ですよね。
あんなに大巨匠なのに、若い才能に嫉妬しまくるところも。

映画祭のあのコピーでは
「世界中から尊敬されている」とか「お忘れなく」とか、
あえてカチンとくるようなフレーズをチョイスして
使ったんだろうなぁ。
漫画祭のコピーは納得感はあるだろうけれど、
スルーされてしまう。
そういう意味では、コピーひとつで
ネット住民にあれだけの話題を提供したことは
制作陣にとって「してやったり」なのかも……。

でもやっぱりイヤですけどね。

ということで、本編が公開されました。

岡山市出身の40mPさんにつくっていただいた
テーマソング「どんぶらこ」にあわせて、
福原遥さんが歌って踊る
ミュージックビデオ仕立てになっています。

僕も出演しています。こっそりと……。
自分の仕事に出演するのは
一年目の「うどん県」以来です。

転校生のあいさつのイメージシーンで、
福原遥さんのとなりに立っている先生役。

子どもといっしょに見ていた「まいんちゃん」の
先生ができるなんて光栄です（笑）。
完全に見切れていて、
誰だか分からない状態になっていますが。

Yahoo!の映像トピックスで紹介されました。
岡山県に15歳の「美少女小学生」来る

「まいんちゃん」こと福原遥さんを起用して
岡山市のPRムービーなど企画させていただきました。

ひとまず予告編として。

福原さんは本当に頑張りやさんで、
スタッフ一同が大ファンになりましたよ。




それにしても当ブログ、半年ぶりの更新。

この期間、いろいろあったんですけどね。
家を建てたので、「WEB内覧会」ってやつを
やってみたい気もあるのですが……。
いろいろなWEB内覧会を深夜にチェックして
勉強させてもらいましたし。

一点、これは付けてよかったなぁというものを
力説しておきたいと思います。

洗面所の横に、キッチンパネル。
これはイイ！
地味だけどイイ！

洗面所って、思っていた以上に
水はねがあるんですよね。
そこでキッチンパネルの材質はひじょうに効果的。
水がはねてもまったく気になりません。

ということで、
落ち着いたらまたボチボチと更新していきます。
たぶん半年後くらいに。